
この記事の確認方法
確認日:2026年10月1日。計算例はすべて、当サイトの提携リンクから日本のIPアドレスで開いた22betのプレミアリーグの画面(リバプール対マンチェスターシティ、日本時間10月12日0時30分キックオフ)のオッズ2.544・3.68・2.575を使っています。オッズは試合までに動くため、数字はこの日のものです。
オッズとは
オッズは「当たったら賭け金の何倍が戻るか」です。小数で表すと、次の関係になります。
| 式 | 例(2.544倍に1,000円) |
|---|---|
| 払戻 = 賭け金 × オッズ | 1,000 × 2.544 = 2,544円 |
| 利益 = 賭け金 ×(オッズ − 1) | 1,000 × 1.544 = 1,544円 |
| 勝率の目安 = 1 ÷ オッズ | 1 ÷ 2.544 = 約39.3% |
JRAの「単勝3.2倍」も同じ考え方で、100円が320円になって戻るという意味です。
オッズ1.0は、当たっても賭けた額がそのまま戻るだけ(利益0)です。

3つの表示形式と換算
同じオッズでも、国によって書き方が違います。英国の競馬サイトは分数、米国はプラス・マイナスの数字を使います。
| 小数(日本・欧州) | 分数(英国) | アメリカン(米国) | 勝率の目安 |
|---|---|---|---|
| 1.50 | 1/2 | -200 | 67% |
| 2.00 | 1/1(イーブン) | +100 | 50% |
| 2.50 | 3/2 | +150 | 40% |
| 2.75 | 7/4 | +175 | 36% |
| 3.00 | 2/1 | +200 | 33% |
| 6.00 | 5/1 | +500 | 17% |
| 換算 | 式 |
|---|---|
| 分数 → 小数 | 分子 ÷ 分母 + 1(7/4 → 7÷4+1 = 2.75) |
| アメリカン(+)→ 小数 | 数字 ÷ 100 + 1(+175 → 2.75) |
| アメリカン(−)→ 小数 | 100 ÷ 数字 + 1(−200 → 1.50) |
「7/4」は凱旋門賞の前売りで1番人気だったダリズのオッズです
(凱旋門賞のページ)。多くのサイトでは、設定から表示形式を小数に切り替えられます。

オッズを勝率に直す
1 ÷ オッズ で、そのオッズが前提にしている勝率(インプライド・プロバビリティ)が出ます。上の試合で計算します。
| 結果 | オッズ | 1 ÷ オッズ |
|---|---|---|
| 1(リバプール勝ち) | 2.544 | 39.31% |
| X(引き分け) | 3.68 | 27.17% |
| 2(マンチェスターシティ勝ち) | 2.575 | 38.83% |
| 合計 | 105.32% | |
3つの結果のどれかは必ず起きるので、本来の合計は100%のはずです。
5.32%多いのは、オッズに運営の取り分が入っているからです。
運営の取り分(控除率)を計算する
| 計算 | この試合 |
|---|---|
| 還元率 = 1 ÷ 勝率の合計 | 1 ÷ 1.0532 = 95.0% |
| 控除率 = 1 − 還元率 | 5.0% |
このサイトのこの試合では、賭けた総額の約95%が払戻に回る計算です。
JRAの払戻率は賭け方によって70%〜80%(控除率20%〜30%)なので、数字だけなら取り分は小さく見えます。
ただし、控除率が低いことは「勝てる」という意味ではなく、長く続ければ手元が減っていく速さが違うだけです
(ブックメーカー投資のページで、100回賭けたときの計算をしています)。
合成オッズの計算
2つ以上の結果に同時に賭けたとき、全体として何倍になるかが合成オッズです。
合成オッズ = 1 ÷(1/オッズA + 1/オッズB + …)
| 組み合わせ | 合成オッズ(1X2から計算) | 同じ画面のダブルチャンス |
|---|---|---|
| 1X(リバプール勝ちか引き分け) | 1.504 | 1.536 |
| 12(引き分け以外) | 1.280 | 1.309 |
| X2(引き分けかマンチェスターシティ勝ち) | 1.515 | 1.546 |
画面の同じ行には、1X2の次に1.536・1.309・1.546の3つの数字が並んでいます。
2つの結果をまとめて1回で賭ける「ダブルチャンス」のオッズです。
自分で1とXに分けて賭けた場合の合成オッズ(1.504)より、
ダブルチャンスを直接買ったほうが高い(1.536)という結果になりました。
同じ結果を狙うなら、合成オッズを計算して比べてから買う、というのが計算の使い道です。
払戻をそろえる賭け金の分け方
1とXのどちらが当たっても同じ払戻にしたいときは、賭け金を1/オッズの比で分けます。
1,000円なら次のとおりです。
| 結果 | 賭け金 | 当たったときの払戻 |
|---|---|---|
| 1(2.544倍) | 591円 | 1,504円 |
| X(3.68倍) | 409円 | 1,505円 |
どちらでも約1,504円(=1,000円×合成オッズ1.504)になります。
2(マンチェスターシティ勝ち)なら1,000円がすべて失われる点は変わりません。
JRAのオッズとの違い
| JRA(パリミュチュエル) | ブックメーカー(固定オッズ) | |
|---|---|---|
| 決まり方 | 売れ方で決まり、締切まで動く | 運営が提示し、賭けた時点で確定 |
| 控除率 | 法令の範囲でJRAが定める(払戻率70%〜80%) | オッズに含まれ、試合・賭け方ごとに違う(公表なし) |
| 表示 | 「3.2倍」(100円あたり320円) | 小数・分数・アメリカン |
詳しくは競馬のページで整理しています。
計算で分かること・分からないこと
- 分かること:オッズが前提にしている勝率、運営の取り分、合成オッズ、払戻をそろえる賭け金の分け方
- 分からないこと:その結果が実際に起きる確率。オッズの勝率は運営の見立てと売れ方を反映した数字で、「本当の確率」ではありません
- 取り分がある以上、すべての結果に賭けると必ず減ります(この試合なら約5.0%)
「オッズの歪みを見つければ勝てる」という手法の検算は
ブックメーカー投資のページ、
賭け金を増やしていく手法の数字は転がしのページにあります。
日本の法律上の位置づけ
先に確認しておきたい法律のこと
日本の刑法は、日本国内から賭博を行うことを禁じています(第185条・第186条)。警察庁は「海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です」と明言しており、2025年6月の通達でスポーツベッティングも対象に含めています。2025年9月25日からは、ギャンブル等依存症対策基本法 第九条の二により、こうしたサイトを国内の不特定の人に提示すること、および誘導する情報を発信することも禁止されています。
このページは、実際に何が起きているのかを事実として整理したものです。詳しくはブックメーカーと法律・税金のページを先にお読みください。
賭ける前に知っておいてほしいこと
ブックメーカーの利用は20歳からです。賭けたお金は戻ってこないことがある、というより、長く続ければ手元から減っていくのが仕組み上の前提です。生活費や借入金を原資にしないこと、「取り返す」ために賭け金を上げないこと、月ごとの上限を先に決めておくことをおすすめします。
ご本人やご家族が、賭けごとをやめたくてもやめられない状態にある場合は、お住まいの都道府県にある精神保健福祉センターが公的な相談窓口です。民間では全国ギャンブル依存症家族の会(090-6737-8665)、ギャマノン(03-6659-4879)があります。厚生労働省の依存症対策ポータルに、相談先の一覧がまとまっています。

