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田村 涼 - ブックメーカー日本
執筆者:田村 涼
最終更新:
2026年9月23日

BCゲームの評価とレビュー|本家ドメインは日本を受け入れていません

公式サイトへ
BCゲームのロゴ
87/100
iOS・Android の専用アプリ
  • 20種類以上の仮想通貨に対応
  • スポーツブックを2社(Betby/BTi)から選べる
  • 表示通貨に JPY を選べる(プロモーションの金額はドル建て)
もっと見る
公式サイトhttps://bcgame.nz/ja
ライセンス表記に相違あり(Tobique/アンジュアン ALSI-202410011-FI1)
アプリiOS・Android アプリあり
サポートライブチャット・ヘルプセンター
最低入金額
決済方法
Bitcoin
Ethereum
USDT
クレジットカード
仮想通貨

BCゲームは、表記に相違あり(Tobique/アンジュアン ALSI-202410011-FI1)のライセンスのもとで運営されている、スポーツベッティングとオンラインカジノの両方を提供するサイトです。サイトは日本語に対応しており、日本円での入出金が可能です。

本ページでは、ボーナスの条件、対応している決済方法、実際の出金にかかる時間を編集部が確認したうえでまとめています。内容は運営元の公式ページと照らし合わせ、変更があるたびに更新しています。

メリット
  • 当サイトのリンクからたどると、日本語のサイトが日本のIPアドレスで問題なく開きます
  • 決済手段が登録前のトップページに出ています(Apple Pay・Google Pay・Visa・Mastercard・PicPay と仮想通貨)。口座を開くと入金画面は法定通貨と暗号通貨に分かれ、暗号通貨は40種類以上です
  • 最低入金額と最低出金額は、口座内のキャッシャーに金額が表示されます
  • ログインしていなくてもスポーツのオッズが表示されます
  • 「パチンコ」のカテゴリーがあり、日本の実機タイトルが並んでいます
  • スポーツとカジノを1つの口座で扱え、スポーツブックはBetbyとBTiから選べます
  • レーキバック方式のため、賭け条件のある入金ボーナスより計算しやすい仕組みです
  • 口座の通貨に日本円を選べます(残高が¥で表示されます)
  • 競馬・グレイハウンド・ハーネスレースがあります(ログイン前の一覧には出てきません)
デメリット
  • 本家ドメイン bc.game は日本からのアクセスを明確に拒否しています(同じ時刻に、ドイツとブラジルからは普通に開きました)
  • 運営会社とライセンスの表記が3週間で入れ替わりました(コスタリカ・Tobique → ベリーズ・アンジュアン)
  • プロモーションの表示金額はドル建てで、還元額を円で見るには為替をはさみます
  • 日本円を直接入金することはできません(口座の通貨には日本円を選べますが、入金は仮想通貨か、カードでの仮想通貨購入に限られます)
  • 最低出金額が最低入金額の200倍以上です(BCD/ERC20で 最小204 BCD 対 1 BCD)
  • 最低入出金額は公開ページに書かれておらず、口座を開くまで分かりません
  • ボーナスの賭け条件の倍数が公開ページにありません
BCゲームのロゴ
ボーナス入金レーキバック 最大220%
  • 20種類以上の仮想通貨に対応
  • スポーツブックを2社(Betby/BTi)から選べる
  • 表示通貨に JPY を選べる(プロモーションの金額はドル建て)

BCゲームの本家ドメイン bc.game は、日本のIPアドレスからは開きません。「当社のゲーミングライセンス規制に従い、お住まいの地域のプレイヤーは受け入れておりません」という画面が出ます。一方で、当サイトのリンクをたどると bcgame.nz に着き、そちらは日本語のサイトがそのまま開きます。つまり日本から遊んでいる人は、本家ではなくミラーを使っていることになります(日本からのアクセスに両方の画面を並べています)。さらに運営会社とライセンスの表記が3週間で入れ替わっていました。編集部の採点は100点満点で87点です。

日本での法的な位置づけ

日本国内から海外のブックメーカーを利用する行為については、刑法185条・186条の適用に関して議論があります。海外のライセンスを持っていることと、日本国内での適法性は別の問題です。詳しくは法律と税金のページに条文と公表事例をまとめています。20歳未満の方はご利用いただけません。

BCゲームのトップページ。左に日本語のメニュー、右上に通貨JPYと新規登録ボタン
2026年9月2日、東京のIPアドレスから取得。当サイトのリンクがたどり着く bcgame.nz の画面です。右上の通貨表示はJPYになっています。

BCゲームの基本情報

運営会社・ライセンス Twocent Technology Limited(ベリーズ 登録番号41939)/アンジュアン ALSI-202410011-FI1
設立 記載なし
口座の通貨 JPY(口座通貨として選択可・残高は¥表示。ただし日本円の直接入金はできず、入金は仮想通貨またはカードでの仮想通貨購入に限られます)
最低入金額 1 BCD 未満は着金しません(BCD/ERC20の表示。通貨とネットワークごとに異なります)
最低出金額 最小 204 BCD(BCD/ERC20の表示。通貨とネットワークごとに異なります)
サポート ライブチャット・ヘルプセンター
対応時間・言語 記載なし
アプリ iOS・Android アプリあり

日本からのアクセス — 本家ドメインは日本を拒否します

2026年9月2日、当サイトのアフィリエイトリンクから、東京のIPアドレスでアクセスを確認しました。結果は、ドメインによって正反対でした。

  • bc.game(本家) → /ja/block に転送され、「当社のゲーミングライセンス規制に従い、お住まいの地域のプレイヤーは受け入れておりません。これが誤りだと思われる場合は、VPN接続をご確認ください」と表示されました。サイトには入れません。
  • bcgame.nz → 日本語のサイトがそのまま開きました。
  • bc.co → 同じく開きました。
bc.game を日本のIPアドレスで開いた画面。「お住まいの地域のプレイヤーは受け入れておりません」と表示され、サイトに入れない
2026年9月2日、東京のIPアドレスから bc.game を開いた画面です。

3つとも同じIPアドレスから、同じ数分のあいだに確認しています。そして当サイトのリンクがたどり着く先は bcgame.nz です。下は、同じ時刻・同じIPアドレスで当サイトのリンクをたどった先の画面です。

当サイトのリンクから日本のIPアドレスでたどり着いた bcgame.nz の日本語トップページ
着いたドメインは bcgame.nz。上の画面と同じIPアドレスで、日本語のサイトがそのまま開きます。

「VPNだから弾かれたのでは」という説明も考えました。そこでまったく同じ経路で、ドイツとブラジルからも bc.game を開きました。どちらも普通に表示されます(それぞれドイツ語版とポルトガル語版)。弾かれているのはVPNではなく、日本です。

これが読者にとって何を意味するか、はっきり書いておきます。ライセンスを掲げている本家のドメインは、日本のプレイヤーを受け入れないと明言しています。日本から遊んでいる人は、その本家ではなくミラーのドメインを使っている、ということになります。利用規約もライセンスの記載も本家のものです。この点をどう受け取るかは人によりますが、知らずに登録するのと、知ったうえで判断するのとでは違うはずです。

スポーツベッティング

ログインしなくてもオッズが見えます

当サイトのリンクから入ったスポーツ画面は、日本のIPアドレスで問題なく表示されました。競技の絞り込みバーがあり、試合ごとにオッズが小数表示で並びます。口座がなくてもオッズが見えるのは当たり前ではありません。ゲストにはオッズを遅らせて出すと自ら断っているサイトもあります(ピナクルのレビューに書いています)。

BCゲームのスポーツ画面。競技の絞り込みバーと試合ごとのオッズが表示されている
2026年9月2日、東京のIPアドレスから、ログインしていない状態で取得。オッズは小数表示です。

スポーツブックは2社から選べます

Betby と BTi の2つのスポーツブックが用意されていて、選んだほうによって画面も、賭けられる競技も変わります。1つの口座で両方を行き来できます。

読むだけの人にも関係する違いがあります。競技の一覧がきちんと文字で並ぶのはBTi側だけで、Betby側は表示が読み取りにくく、競技名を追いにくい作りでした。どの競技があるか確かめてから賭けたい場合は、左側のメニューから「プロバイダーBTi」を選んだほうが早いです。

BCゲームのスポーツ画面。サッカーの試合が1x2のオッズつきで並んでいる
2026年9月2日、東京のIPアドレスから bcgame.nz で取得。サッカーの試合が1×2のオッズつきで並びます。表示は小数式です。

競技数を他社と並べてみました

「多くのスポーツを取り扱っています」という説明は、どのサイトにも書いてあります。そこで、同じ43競技のリストを用意して、各社のスポーツ画面に実際に出ている競技をひとつずつ照らし合わせました。同じものさしで数えているので、数字どうしを比べられます。

サイト 確認できた競技数
共通43競技中
日本で人気の競技
10競技中
画面に出ていたオッズ スポーツブックの提供元
BCゲーム 20 6 501 BTi
22Bet 31 9 137 自社
1xBet 31 9 30 自社

2026-09-03、東京のIPアドレスから、ログインせずにスポーツ画面を開いて数えた数字です。「競技数」は各社が公表している数ではなく、編集部が同じ43競技のリストと突き合わせて数えたものなので、会社どうしを並べて比べられます。「画面に出ていたオッズ」は最初の画面に表示されていた数で、1試合あたりのベット項目数ではありません。

BCゲームは43競技のうち20競技。22ベットと1xベットの31競技には届きませんが、この2社はスポーツを本業にしているサイトなので、カジノが中心のBCゲームがこの数字なら十分に戦えています。オッズの密度はむしろ逆で、最初の画面に出ていたオッズはBCゲームが501、22ベットが137、1xベットが30でした。画面を開いた瞬間に賭けられる試合が並んでいるのはBCゲームです。

競馬はあります — ただしログインするまで出てきません

ここは注意して読んでください。ログインしていない状態でBTiのA-Z一覧を開くと、並ぶのは22項目で、そのなかにレースはひとつもありません。野球・サッカー・テニス・バスケットボール・卓球・ボクシング・モーターレース・eスポーツといった球技と格闘技だけです。

ところが編集部で口座を開いて中に入ると、競馬・グレイハウンド(ドッグレース)・ハーネスレース(繋駕速歩)の3種類が出てきました。口座がないと、あることすら見えない作りです。「レースがないサイトだ」と判断して離れると、実際にはあるものを見落とします。

いっぽうで、競輪・競艇・オートレースは口座の中にもありませんでした。ここは分けて考えてください。海外のブックメーカーが扱う「競馬」は海外のレースで、JRAや地方競馬の馬券とは仕組みも法的な位置づけも別ものです。その違いは競馬の記事にまとめています。

相撲については、今回並べた4社のどこにも見当たりませんでした。海外のスポーツブックで相撲を扱う例は多くありません。扱いが確認できたサイトは相撲の記事に整理しています。

運営側の「80以上」との差について

BCゲームは登録画面で「サッカー、クリケット、NFL、eスポーツなど、80以上のスポーツにベットしましょう」と書いています。この「80以上」は当サイトが数えた数字ではなく、運営側の記載です。当サイトが数えた20という数字と食い違いますが、どちらかが嘘というわけではありません。運営側は競技の下位分類(バーチャルサッカー、各国のリーグなど)まで含めて数えている可能性が高く、当サイトは43競技の共通リストに載っているものだけを数えています。数え方が違うので、この2つの数字を足したり比べたりしないでください。

訂正(2026年9月3日)

このページは9月2日の公開時点で、「競馬・競輪・競艇はひとつも入っていません」と書いていました。ログインしていない状態の一覧だけを見て判断したためで、誤りでした。編集部で口座を開いて確認し、競馬・グレイハウンド・ハーネスレースがあることを確かめたうえで、上のとおり書き直しています。同時に、口座の通貨に日本円を選べること、入金画面が「暗号通貨」と「法定通貨」に分かれていることも確認できたため、評価点を63点から78点に改めました。

カジノとパチンコ

カテゴリーの構成

カジノ画面の上部に並ぶカテゴリーは、次の14です。ほかにプロバイダーとテーマでの絞り込みがあります。

  • BCオリジナル
  • ホットなゲーム
  • スロット
  • パチンコ
  • ライブカジノ
  • ゲームショー
  • テーブルゲーム
  • ブラックジャック
  • ルーレット
  • バカラ
  • 新着ゲーム
  • バーストゲーム
  • ポーカー
  • ボーナス購入

なおゲームの総数は数えていません。一覧に出ている数字はゲーム数ではなく別の指標なので、「〇〇本」と書くことは避けました。

パチンコのカテゴリーがあります

この一覧のなかで日本の読者にいちばん関係するのは、独立した「パチンコ」のカテゴリーです。スーパーミラクルジャグラー、CR ぱちんこウルトラセブン2、CR びっくりぱちんこ 銭形平次、モンスターハンター月下雷鳴といった、日本のパチンコ・パチスロを題材にしたタイトルが並んでいました。

ホールの実機そのものではなく、オンライン向けに作られたゲームです。それでも、海外のサイトでこのカテゴリーが独立して置かれていること自体が多くはありません。

BCゲームのカジノ画面にあるパチンコのカテゴリ。日本の実機タイトルが並んでいる
2026年9月2日取得。「パチンコ」が独立したカテゴリーとして置かれ、日本のパチンコ・パチスロを題材にしたタイトルが並んでいます。

ライブカジノとゲームショー

ライブ側はブラックジャック・バカラ・ルーレットのロビーが分かれていて、Evolutionのゲームショーが入っています。確認できたタイトルは Crazy Time、Funky Time、Lightning Roulette、XXXtreme Lightning Roulette、Sweet Bonanza CandyLand、Crazy Balls、そして自社名を冠した BC.GAME ICE Fishing などです。

BCゲームのカジノ画面。ゲームショーと新着ゲームのカテゴリが並んでいる
同じ日のカジノ画面。ライブのゲームショーと新着ゲームの並びです。ゲームの総数は数えていません。

自社製のゲーム(BCオリジナル)

クラッシュ、リンボ、Keno、ハイロー、タワー・レジェンド、クラシックダイス、コインフリップ、プリンコが自社製として並んでいます。この系統のゲームは1回の結果が短く、還元率の考え方もスロットとは違います。

他社と並べるとどうなるか

「ゲームが多い」と書くだけでは比べようがないので、同じ日に同じ経路で他の3サイトのカジノ画面も開いて、カテゴリー欄に何が置かれているかを並べました。ゲームの本数ではなくカテゴリーの幅の比較です。

サイト スロット ライブカジノ テーブルゲーム ルーレット ブラックジャック バカラ クラッシュゲーム パチンコ ゲームショー ジャックポット 確認できたカテゴリー数
BCゲーム ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10
カジノスカイ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10
22Bet ○ ○ — ○ ○ ○ — — ○ ○ 7
1xBet ○ ○ — — — — — — — ○ 3

2026-09-03、東京のIPアドレスから、ログインしていない状態でカジノ画面のカテゴリー欄を直接読んで作った表です。○は実際にカテゴリー欄にあったもの、—は見えなかった競技で、「取り扱いがない」と断定しているわけではありません。

この表でBCゲームが抜けているのは、バカラ・クラッシュ系・パチンコ・ゲームショーの4つを1か所で持っている点です。とくにパチンコとクラッシュ系を両方置いているサイトは、この4サイトのなかではここだけでした。逆に言えば、遊ぶ種類が決まっている人にとっては関係のない幅でもあります。

ボーナスと賭け条件

内容 入金レーキバック 最大220%
賭け条件 公式ページに倍数の記載なし
対象の最低入金額 1 BCD 未満は着金しません(BCD/ERC20の表示。通貨とネットワークごとに異なります)

賭け条件の倍数が公開ページに書かれていません。倍数が分からないボーナスは、受け取ったあとに出金できる金額が計算できません。受け取る前にサポートに確認することをおすすめします。

公開ページで確認できた範囲

BCゲームの還元は、入金額に倍率をかける入金ボーナスではなく、賭けた分から戻すレーキバック方式が中心です。賭け条件の倍数を追いかけなくてよい分、計算はしやすくなります。

メニューには VIPクラブ、紹介(友達紹介)、キャンペーン、宝くじ が並んでいます。ただしキャンペーンの一覧ページ(/ja/promotion)はトップページに転送され、内容を読めませんでした。

登録後にしか見えない特典は、確認できていません

登録直後にフリースピンなどが付くサイトがありますが、BCゲームでそれがあるかどうかは確認できていません。口座を開こうとしたところ、登録の最後にCloudflareの人間確認(「このサイトを確認する」)が入り、そこで止まったためです。確認できていないものを「ある」とも「ない」とも書きません。

入金と出金

公式ページに出ている決済手段です。

  • 仮想通貨(40種類以上・独自トークン BC・米ドル連動の BCD を含む)
  • クレジットカード/デビットカードで仮想通貨を購入して入金(日本円の直接入金は不可)
  • 銀行送金・ウォレット(Apple Pay・Google Pay・PicPay)はトップページのアイコンで表示

口座が円建てなので、入金額と残高がそのまま円で見えます。為替の分だけ目減りするということがありません。

登録前に見えるもの

決済手段のアイコンは、登録もログインもしていない状態でトップページに出ています。Apple Pay、Google Pay、Visa、Mastercard、PicPay と、11種類の仮想通貨です。フッターには「1BTC=◯円」という換算表示も出ていて、日本円での目安がその場で分かります。

口座を開いて入金画面を見ました

ここから先は、編集部が実際に口座を開いて中から確認した内容です(2026年9月3日)。

まず口座の通貨に日本円を選べます。画面右上の残高が「¥0」と円で表示され、通貨の切り替えにも JPY が並びます。「表示だけが円で中身はドル」ではないかを気にする人が多い項目なので、ここははっきり書いておきます。ただしプロモーションの金額はドル建てのままで、ボーナスの案内を読むときは為替が頭に入ります。

入金画面は「暗号通貨」と「法定通貨」の2つのタブに分かれます。暗号通貨のタブでは40種類以上から選べます。通貨の一覧の先頭には、BCゲーム自身のトークンである BC と、米ドルに連動する BCD が並び、そのあとに USDT・ETH・BTC・TRX・BNB と続きます。BTC にはネットワークの選択(Segwit ほか)もついていて、送金元のウォレットに合わせられます。

独自トークンが入口に置かれているのは、サイト内で完結させたい設計だからです。外部の取引所から送る前提の人にとっては、一覧の先頭2つは飛ばして読む項目になります。

日本円は「口座の通貨」であって「入金の手段」ではありません

ここが、このレビューでいちばん大事な一行です。入金画面の「法定通貨」タブを開いて通貨に JPY を選ぶと、画面はこう返してきます。

申し訳ありません。現在この通貨を直接入金することはできません。でも、ご安心ください!クレジットカード/デビットカードを使って暗号資産を購入したり、既存の暗号資産を入金したりすることは可能です。

つまり、日本円をそのまま振り込む方法はありません。残せる選択肢は次の2つだけです。

  • カードで仮想通貨を買って入金する(お金は円で出ていきますが、口座に入るのは仮想通貨です)
  • 手持ちの仮想通貨を送る(外部ウォレットから送金)

トップページには Visa・Mastercard・Apple Pay・Google Pay・銀行送金のアイコンが並んでいます。これは嘘ではありませんが、「日本円で入金できる」という意味ではありません。アイコンは仮想通貨を買うための決済手段で、口座に着金するのは仮想通貨です。登録前のトップページだけを見て「カードで円が入る」と読むと、口座を開いてから話が違うことになります。ここは編集部が口座の中まで入って初めて分かった部分です。

最低額はいくらか — 口座の中に書いてありました

公開ページには金額の記載がありませんが、口座内のキャッシャーには表示されます。確認できたのは BCD(米ドル連動トークン)を ERC20 で扱う場合の数字です。

項目 画面の表示 意味
最低入金額 1 BCD 未満の送金はクレジットされません およそ1ドル未満は着金しない
最低出金額 最小:204 BCD およそ200ドル超。日本円で3万円前後
日本円の直接入金 この通貨を直接入金することはできません 円での振込は不可

出金の最低額のほうが、入金の最低額より200倍高いという形です。少額で試して少額で出す、という使い方には向きません。なお金額は通貨とネットワークごとに変わります。編集部が確認できたのは上の1組だけで、BTC や USDT に切り替えたときの金額は口座内でも読み取れませんでした。他の通貨の数字をこの表から推測しないでください。

それでも分からなかったもの

出金の手数料と上限は、公開ページにも口座内にも金額の記載がありません。

そして出金にかかる実際の時間は測っていません。測っていない以上「〇時間で着金」とは書けません。この方針は評価方法のページに書いてあります。

BCゲームのトップページにある決済手段の帯。Apple Pay、Mastercard、VISA、Google Pay、PicPay と仮想通貨のアイコン
2026年9月2日、日本のIPアドレスから取得。登録もログインもしていない状態でトップページに出ている帯です。最低額はここには書かれていません。

サイトの速さと使い勝手

実際に開いて計った数字

「サクサク動く」という書き方をやめて、ブラウザ自身の計測値を読みました。東京のIPアドレスから、同じ日に同じ経路で4サイトを開いています。

サイト サーバーの応答 ページが使える状態まで 読み込む部品 転送量
BCゲーム 2.7秒 4.7秒 250件 2341 KB
カジノスカイ 1.6秒 5.4秒 102件 8 KB
22Bet 8.3秒 30.9秒 173件 4860 KB
1xBet 3.7秒 7.7秒 250件 35 KB

東京のIPアドレスから、ブラウザ自身の計測値(PerformanceNavigationTiming)を読んだ数字です。回線と時間帯で変わるので、順位ではなく桁として見てください。モバイル回線では転送量がそのまま待ち時間になります。

BCゲームはサーバーの応答が3.3秒、画面が使える状態になるまで5.1秒でした。速いほうではありませんが、この日いちばん遅かった22Betの30.9秒とは桁が違います。

ただし転送量は2.5MB、読み込む部品は250件で、この4サイトのなかでは重いほうです。光回線なら気になりませんが、外出先のモバイル回線では、この2.5MBがそのまま待ち時間と通信量になります。カジノ画面は画像が多いページなので、ここが軽いサイトとの差はトップページ以上に開きます。

画面の作り

左側に縦のメニューが固定され、カジノとスポーツが同じ階層に並びます。上部には通貨の表示(JPYに切り替え可能)とログイン・新規登録が常に出ていて、どの画面からでも戻れるようになっています。

気になったのはキャンペーン一覧(/ja/promotion)がトップページに転送されることです。メニューに項目があるのに中身に着かない導線は、登録前に条件を読みたい人にとっては行き止まりになります。

スマートフォンでの使い勝手

スマートフォンの画面幅(390px)で開くと、画面下に メニュー・検索・カジノ・スポーツ・チャット の5つのタブが固定で並びます。カジノとスポーツが同じ高さに置かれているので、行き来に階層をたどる必要がありません。

アプリを入れなくてもブラウザでそのまま遊べます。サイドバーには「限定アプリ報酬をアンロック」というアプリの案内も出ていますが、その報酬の中身は登録前には読めませんでした。

ログインと新規登録のボタンは画面上部に常に出ています。なお、日本のIPアドレスで表示されたこの画面も、本家ではなくミラーのドメインのものです。

BCゲームをスマートフォンの画面幅で開いたところ。下部にメニュー・検索・カジノ・スポーツ・チャットのタブが並んでいる
2026年9月2日、画面幅390pxで取得。下のタブでカジノとスポーツが同じ高さに並びます。

サポート体制

問い合わせの入口はライブチャットです。パソコンではフッターの「ライブサポート」、スマートフォンでは画面下のタブの「チャット」から開きます。運営側は英語の紹介文で24時間対応をうたっています。

フッターには、ヘルプセンター、よくあるご質問、ヘルプデスク、責任あるギャンブル、AML(マネーロンダリング防止対策)、公平性、法執行機関向けの窓口、そして「代表者を検証する」という担当者のなりすまし確認ページが並んでいます。窓口の数と種類は、この一覧のなかでも多いほうです。

ただし日本語で返信が来るかどうかは確認できていません。チャットは口座を開いてから使うことを前提にした導線で、その口座を開けていないためです。返信の速さも、日本語対応の有無も、測っていないものは書きません。

運営元と安全性

ここは、このレビューでいちばん時間をかけた項目です。運営会社とライセンスの表記が、3週間で入れ替わっていました。

  • 2026年8月12日:ZEN ESTRATEGA BV Limited(コスタリカ、登録番号3-102-897673)が運営し、Tobiqueのギャンブルライセンスを保持している、とフッターに書かれていました。
  • 2026年9月2日:Twocent Technology Limited(ベリーズ、登録番号41939、登録住所 Sea Urchin Street #2, San Pedro, Ambergris Caye, Belize)が運営し、コモロ連合アンジュアン自治島政府のライセンス番号ALSI-202410011-FI1のもとで運営している、と書かれています。著作権表記も同じ社名です。
BCゲームのフッター。コスタリカのZEN ESTRATEGA BV LimitedとTobiqueのライセンスが書かれている
2026年8月12日に取得した同じ場所です。運営会社はコスタリカのZEN ESTRATEGA BV Limited、ライセンスはTobiqueと書かれています。

会社も、国も、ライセンスの発行元も別のものです。最初は日本向けと欧州向けで表示を変えているのかと考えましたが、同じ日にドイツのIPアドレスからも開いたところ、日本と同じベリーズ・アンジュアンの表記でした。地域による出し分けではなく、この3週間のあいだに表記そのものが変わっています。9月2日には、日本からたどり着くミラー側のフッターでも同じ表記を確認しました。

BCゲームのフッター。ベリーズのTwocent Technology Limitedとアンジュアンのライセンス番号ALSI-202410011-FI1が書かれている
2026年9月2日、日本のIPアドレスから取得。同じ日にドイツのIPアドレスから見た表記も同じでした。

それが何を意味するのかは、編集部にも分かりません。組織再編を反映しただけかもしれませんし、ライセンスの移管かもしれません。はっきりしているのは、いまここで問題が起きたときに申し立てる相手は、アンジュアンの規制当局とベリーズの会社になるということです。3週間前に登録した人が読んだ説明とは違います。

採点では、ライセンス番号が書かれている分の10点は入れています。一方で、サイト内のほかのページに古い表記が残っていないかは確認できませんでした(利用規約のページが読み込み中のまま表示されませんでした)。そのため「サイト内で表記が食い違っていない」ことに与える5点は入れていません。本家ドメインが日本を拒否している一方でミラーが日本語で開いている、という状態も、この5点を入れない理由に加わりました。

なお、フッターには「暗号通貨取引は定義上ギャンブルではないため、当社のゲームライセンスの対象外となります」とも書かれています。サイト内の仮想通貨の売買部分は、上のライセンスの外にあるという意味です。

どういう人に向いているか

向いている人:すでに仮想通貨を持っていて、賭け条件つきのボーナスより還元率の分かりやすさを優先する人。登録前に決済手段とオッズの両方が見えるので、中を確かめてから決められます。パチンコを題材にしたゲームを海外のサイトで探している人にも、ここは数少ない選択肢です。

口座の通貨に日本円を選べるので、「海外のサイト=ドル建てで面倒」という前提でここを飛ばしていた人は、もう一度見る価値があります。

向いていない人:ボーナスの金額まで円で把握したい人。口座は円建てにできますが、プロモーションの表示金額はドル建てのままで、還元額を円で見積もるには為替をはさむことになります。案内の数字まで円で揃っているのはカジノスカイや遊雅堂のほうです。

そして運営元と、どのドメインで遊んでいるのかをはっきりさせたい人には、ここは選びにくいはずです。本家が日本を受け入れないと書いている一方で、日本語のサイトはミラーで開きます。運営会社とライセンス番号を1か所にまとめて出しているのはピナクルやコニベットで、確認のしやすさではそちらが上です。

編集部が確認できなかったこと

このレビューは、運営元の公式ページを読んで書いています。口座を開いての検証は行っていません。以下は確認できなかった点です。

  • 本家 bc.game が日本を拒否している一方でミラーが開く理由。ライセンス上の建前か、実務上の運用かは確認できていない。
  • 運営会社とライセンスの表記が3週間で入れ替わっています。2026年8月12日はZEN ESTRATEGA BV Limited(コスタリカ 登録番号3-102-897673)とTobiqueライセンス、2026年9月2日はTwocent Technology Limited(ベリーズ)とアンジュアンのライセンス番号ALSI-202410011-FI1でした。どちらの時点の表記が現在の実体なのか、編集部は確認できていません。
  • 利用規約ページが読み込み中のまま表示されず、フッター以外の場所に別の運営会社名(過去に確認したBlockDance B.V./キュラソー)が残っているかどうかを確認できませんでした。
  • ボーナスの賭け条件の倍数が公開ページに書かれていません。
  • 最小入出金額は通貨とネットワークごとに変わります。確認できたのは BCD/ERC20 の表示のみで、BTC・USDT など他の通貨の金額は口座内でも切り替えられませんでした。
  • 日本語サポートの応答速度と応答言語は未確認です(問い合わせは行っていません)。

とくに実際の出金にかかる時間は測っていません。日本国内からのアクセスと本人確認書類が必要で、2026年8月時点では実施できていないためです。「出金は◯時間」と書いていないのはそのためです。実施できた時点で、日付を入れてこのページに追記します。

確認の方針は運営者情報に、点数の付け方は評価基準に公開しています。

評価の内訳

項目 点数
日本語対応 15 / 20
入出金 25 / 25
日本円での使いやすさ 10 / 10
取扱競技 15 / 15
情報の透明性 10 / 15
規模・実績 12 / 15
合計 87 / 100

配点の根拠は評価基準についてに公開しています。点数は広告提携の有無と関係なく付けています(広告と提携について)。

最終確認:2026年9月2日

よくある質問(FAQ): BCゲーム

ドメインによって答えが変わります。2026年9月2日に東京のIPアドレスで確認したところ、本家の bc.game は「お住まいの地域のプレイヤーは受け入れておりません」と表示され、開きませんでした。一方 bcgame.nz と bc.co は日本語のサイトがそのまま開きます。同じ時刻にドイツとブラジルから bc.game を開くと普通に表示されたので、VPNの遮断ではなく日本が対象です。なお、日本国内から海外のブックメーカーを利用すること自体の法的な位置づけは別の問題で、法律と税金のページに条文と公表事例をまとめています。

あります。カジノ画面に「パチンコ」という独立したカテゴリーが置かれていて、スーパーミラクルジャグラーやCR ぱちんこウルトラセブン2など、日本のパチンコ・パチスロを題材にしたタイトルが並んでいました(2026年9月2日に確認)。ホールの実機そのものではなく、オンライン向けに作られたゲームです。

確認できていません。編集部が口座を開こうとしたところ、登録の最後にCloudflareの人間確認が入り、そこで止まりました。登録後にしか見えない特典については、確認できるまで「ある」とも「ない」とも書きません。

できません。口座の通貨には日本円を選べて、編集部の口座でも残高は「¥」で表示されました。しかし入金画面の「法定通貨」タブで JPY を選ぶと「現在この通貨を直接入金することはできません」と表示され、残るのはカードで仮想通貨を買うか手持ちの仮想通貨を送るかの2つです。トップページのカードや銀行送金のアイコンは、円を振り込むためのものではなく仮想通貨を買うための決済手段です。なおプロモーションの表示金額はドル建てのままなので、還元額を円で見積もるときは為替をはさみます。

公開ページには書かれていませんが、口座内のキャッシャーには出ます。BCD(米ドル連動トークン)を ERC20 で扱う場合、出金は最小 204 BCD、入金は1 BCD 未満だと着金しませんと表示されました。金額は通貨とネットワークごとに変わるため、他の通貨の数字をこの数値から推測しないでください。

あります。競馬・グレイハウンド(ドッグレース)・ハーネスレース(繋駕速歩)の3種類を口座の中で確認しました。ログインしていない状態のA-Z一覧(22項目)には出てこないため、外から見ただけでは「ない」と誤解しやすい作りです。なお競輪・競艇・オートレースはありません。海外のブックメーカーの競馬とJRAの馬券の違いは競馬の記事に整理しています。

入金画面の通貨一覧は40種類以上です。先頭にBCゲーム自身のトークン BC と、米ドルに連動する BCD が並び、USDT・ETH・BTC・TRX・BNB と続きます。BTC はネットワーク(Segwit ほか)も選べます。

2026年9月2日時点では Twocent Technology Limited(ベリーズ、登録番号41939)で、ライセンスはアンジュアンの ALSI-202410011-FI1 です。ただし2026年8月12日には ZEN ESTRATEGA BV Limited(コスタリカ)とTobiqueのライセンスと書かれていました。3週間で入れ替わっています。

公開ページに倍数の記載がありません。BCゲームは入金ボーナスではなくレーキバック方式が中心ですが、受け取る前にサポートに確認することをおすすめします。

結論

87/100

遊ぶ場所としては、よくできています。スポーツはログイン前からオッズが見え、カジノにはパチンコの独立したカテゴリーがあり、スマートフォンでもカジノとスポーツが同じ高さに並びます。採点が87点にとどまっているのは、遊びにくいからではありません。

引っかかるのは「どこの誰と取引しているのか」です。本家の bc.game は日本のプレイヤーを受け入れないと明言し、日本語で開くのはミラーのドメインです。そのうえ運営会社とライセンスが、3週間でコスタリカ・Tobiqueからベリーズ・アンジュアンに書き換わりました。

遊びやすさを取るならここは十分に候補になります。相手のはっきりしていることを取るなら、ピナクルやコニベットのように運営会社とライセンス番号を1か所に出しているサイトのほうが確実です。

田村 涼 - ブックメーカー日本
田村 涼大相撲・プロ野球・競馬・競艇・eスポーツ・スポーツベッティング全般

大相撲、プロ野球、競馬、競艇、eスポーツを中心に記事を書いています。各サイトのスポーツ一覧を実際に開き、その時点で賭けられる競技と賭け方の種類を数えて記録します。一覧に出ていない競技を「対応」と書かないこと、確認した日付を必ず添えることを守っています。

海外の記事をそのまま訳すのではなく、日本のファンが実際に賭けたい競技から逆算して構成します。NPBの12回引き分けが海外向けの賭け方でどう精算されるか、といった論点は、英語の記事を訳しているかぎり出てきません。

2026年8月時点で未実施:各サイトのオッズ水準(マージン)の実測。同じ試合の同じ賭け方を横並びで比べるには口座が必要なため、まだできていません。実施でき次第、日付を入れてこのページと該当記事に追記します。

再確認の予定:大相撲の取り扱いは、場所中でないと一覧に出ない可能性があります。秋場所初日の2026年9月13日に7サイトを開き直し、結果を相撲の記事に追記します。

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監修: 佐藤 健一