
この記事の確認方法
確認日:2026年8月12日〜13日。各サイトのスポーツ画面を日本語表示で開き、競技一覧にラグビーの項目があるか、掲載されている試合数はいくつかを数えました。
確認できていないこと:日本のリーグワンが実際に対象になっているか、オッズの水準、各社のマージンの比較は行っていません。
オッズの見方 — 小数表記と実際の払戻
海外のブックメーカーのオッズは、日本では見慣れない表記が初期設定になっていることがあります。
まず設定を確認してください。
| 表記 | 例 | 意味 | 日本での使われ方 |
|---|---|---|---|
| デシマル(小数) | 3.50 | 賭け金を含めた払戻の倍率 | これが標準。3.5倍 |
| フラクショナル(分数) | 5/2 | 賭け金に対する利益の比率 | 使われない |
| アメリカン | +250 | 100ドル賭けたときの利益 | 使われない |
同じ倍率でも表記が3種類あります。
上の3つはすべて同じオッズです(100円が350円になる)。
実際に、コニベットはスポーツ画面の初期設定がアメリカン形式でした。
設定からデシマルに変更できます。
ステークにも、オッズ表記と言語を切り替える設定があります。

払戻の計算
デシマルの計算は単純です。
払戻 = 賭け金 × オッズ(賭け金を含む)
利益 = 賭け金 ×(オッズ − 1)
5,000円を1.85倍に賭けたら、払戻は9,250円、利益は4,250円です。
1.85倍という数字を見て「1.85倍になる」と理解して問題ありません。
ラグビーを扱っているサイト
| サイト | ラグビー | 確認できた内容 |
|---|---|---|
| カジノスカイ | あり | ラグビーリーグ32試合・ラグビーユニオン17試合 |
| ピナクル | あり | A-Zスポーツ22項目に含まれる |
| 遊雅堂 | あり | 44項目に含まれる |
| ステーク | あり | 35項目に含まれる |
カジノスカイが2種類に分けているのは、
ラグビーリーグとラグビーユニオンが別competitionだからです
(違いは後述)。
ハンディキャップがラグビーの主戦場である理由
ラグビーは点差が開く競技です。
サッカーなら3点差で大勝ですが、ラグビーでは30点差が珍しくありません。
そのため、勝敗だけの市場はオッズが極端になりがちです。
強豪と格下の対戦で、勝敗のオッズが1.05倍と12.00倍になったとします。
1.05倍に賭けても、10,000円が10,500円にしかなりません。
一方、12.00倍が当たる確率は実際にはもっと低い可能性があります。
どちらも妙味がない、という状態です。
そこでハンディキャップが使われます。
「A −15.5点」なら、Aが16点差以上で勝てば的中。
両者のオッズが1.90倍前後に揃うため、2択として成立します。
| 市場 | オッズの例 | 的中条件 |
|---|---|---|
| 勝敗(強豪) | 1.05倍 | 勝てばよい |
| 勝敗(格下) | 12.00倍 | 勝てばよい |
| ハンディ −15.5 | 1.90倍 | 16点差以上で勝つ |
| ハンディ +15.5 | 1.90倍 | 負けても15点差以内、または勝つ |
「.5」がついているのは引き分けをなくすためです。
整数(−15)だとちょうど15点差のときに引き分け扱いとなり、
返金になるルールのサイトが多くなります。
ラグビーの主な賭け方
- 勝敗(2択) — ラグビーは引き分けが少ないため、
2択のことが多い競技です - ハンディキャップ — 上記のとおり主戦場
- 合計得点(オーバー/アンダー) — 両チーム合計。
天候の影響が大きく、雨だと下振れします - 前半/後半の勝者
- 最初のトライを取る選手 — 交代が多い競技なので、
出場しなかった場合の扱いを規約で確認してください - トライ数のハンディキャップ
- 優勝オッズ — リーグ・国際大会の長期市場
ラグビー特有の注意点として、ボーナスポイント制があります。
リーグ戦では4トライ以上や7点差以内の敗戦で勝点が加算される方式が一般的で、
順位を予想する長期市場では、勝敗だけでなくこの制度を織り込む必要があります。
リーグワンと国際大会の日程
日本のトップリーグはNTTジャパンラグビー リーグワンで、
ディビジョン1・2・3に分かれています。
2026年はディビジョン2・3が12月12日に開幕します。
国際的には、南半球のザ・ラグビーチャンピオンシップ、
北半球のシックス・ネイションズ、
4年に1度のラグビーワールドカップが主要な大会です。
日本国内での競技人気は、笹川スポーツ財団の2024年調査で
現地観戦率0.9%(10位)です。
2019年のワールドカップ日本大会のときほどの熱量はありませんが、
検索データを見るかぎり、
ラグビーのオッズを調べている人は一定数います。
ラグビーユニオンとラグビーリーグの違い
海外サイトの一覧で2つに分かれているのは、別の競技だからです。
| ラグビーユニオン | ラグビーリーグ | |
|---|---|---|
| 1チームの人数 | 15人 | 13人 |
| 主な地域 | 日本・欧州・南半球(リーグワン、シックス・ネイションズ) | オーストラリア・イングランド北部(NRL、スーパーリーグ) |
| トライの得点 | 5点 | 4点 |
| ラック/モール | あり | なし(プレイ・ザ・ボール) |
日本で「ラグビー」といえばユニオンです。
サイトの一覧で「ラグビーリーグ」を選ぶと、
オーストラリアのNRLなどが並びます。間違えやすい部分です。
日本の法律上の位置づけ
先に確認しておきたい法律のこと
日本の刑法は、日本国内から賭博を行うことを禁じています(第185条・第186条)。警察庁は「海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です」と明言しており、2025年6月の通達でスポーツベッティングも対象に含めています。2025年9月25日からは、ギャンブル等依存症対策基本法 第九条の二により、こうしたサイトを国内の不特定の人に提示すること、および誘導する情報を発信することも禁止されています。
このページは、実際に何が起きているのかを事実として整理したものです。詳しくはブックメーカーと法律・税金のページを先にお読みください。
ラグビーは公営競技ではなく、totoの対象でもありません
(totoの対象はJリーグと一部の海外サッカーです)。
つまり日本国内に、ラグビーに合法的に賭ける方法はありません。
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賭ける前に知っておいてほしいこと
ブックメーカーの利用は20歳からです。賭けたお金は戻ってこないことがある、というより、長く続ければ手元から減っていくのが仕組み上の前提です。生活費や借入金を原資にしないこと、「取り返す」ために賭け金を上げないこと、月ごとの上限を先に決めておくことをおすすめします。
ご本人やご家族が、賭けごとをやめたくてもやめられない状態にある場合は、お住まいの都道府県にある精神保健福祉センターが公的な相談窓口です。民間では全国ギャンブル依存症家族の会(090-6737-8665)、ギャマノン(03-6659-4879)があります。厚生労働省の依存症対策ポータルに、相談先の一覧がまとまっています。






